スタートアップのための商標戦略
創業期スタートアップが商標を守るための戦略ガイド。シード・プレシード段階で先行登録を受けないための出願タイミング、SaaS・モバイルアプリ向けの主力区分の優先順位、商標調査データレポートを活用した先行商標確認のコツまで実践的に解説。
いつ出願すべきか
答えは「できるだけ早く」です。商標は先願主義(早い者勝ち)なので、サービス名が決まったらすぐに出願しましょう。プロダクト開発中でも、名前が決まった段階で出願するのが理想的です。
限られた予算での区分選び
まずは事業の核となる1〜2区分から出願し、事業の成長に合わせて追加していくのが現実的です。SaaSなら第42類と第9類、ECなら第35類と商品区分から始めましょう。
プロダクト名の選び方
商標登録しやすい名前を選ぶことも重要です。①造語(例: Google, Spotify)は登録しやすい、②一般名詞(例: Apple → コンピュータでは登録済みだが果物では不可)は区分による、③記述的な名前(例: Best Quality)は登録しにくい。
コストを抑えるコツ
①まず自分でJ-PlatPatで先行商標を確認する(無料)、②商標調査データレポートで先行商標の一覧と機械的な文字列距離を整理(弁理士法上の鑑定・類否判断は含みません)、③1区分から出願して費用を抑える、④電子出願で紙出願の追加料金を避ける、⑤10年一括で登録料を節約する。出願可否の判断は弁理士へご相談ください。
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※本レポートは弁理士法上の鑑定・類否判断を含みません。出願や登録可能性のご相談は弁理士へお問い合わせください。
本サイトおよび当社が提供するサービスは、公開データの取得・整形・可視化による情報提供であり、弁理士法上の「鑑定」「代理」「出願書類等の作成」を一切行いません。商標の登録可能性・類似性の判断、拒絶理由の予測、出願戦略の助言等の専門的判断は弁理士にご相談ください。本サービスの情報は参考情報であり、いかなる法的見解も含みません。